海外旅行に絶対必要なパスポート。
かなりの旅好きでなければ、数年に1回使うか使わないかだと思います。
せっかく海外旅行に行けるだけの休みが取れても、うっかりパスポートの期限切れで旅行をキャンセルなんて事のないように、パスポートの更新について書いていきたいと思います。
パスポートの更新場所は?
実はパスポートは更新という考え方ではなく、切り替えといういい方をします。
切り替えの際、今までのパスポートは返納し、新しいパスポート番号で新たなパスポートが発給されます。(パスポート番号は変わります。)
なお、新たなパスポートを受領するまでは渡航できないので注意してください。
パスポートの切替申請は、お住いの都道府県のパスポートセンター窓口もしくは、市区町村で指定されているパスポートセンターの窓口で手続きすることができます。
パスポートの切替申請は、本人以外の代理人でも可能ですが、新しいパスポートは、年齢に関係なく申請者本人が窓口で受取ることになっていますので、子どもの分でもお子さん(本人)と一緒に窓口に行く必要があります。
東京都の場合
新宿・有楽町・池袋・立川のパスポートセンターで申請が出来ます。
その他都道府県の場合
外務省のパスポート申請先リンクを参照してください
パスポートの更新にかかる日数は?
パスポートは申請してから受領まで、土曜・日曜・祝日・国民の休日・年末年始(12月29日から1月3日)を除いて6日かかります。
渡航先によってはビザが必要になりますので、パスポート申請は余裕を持って行なって下さい。
いつから更新手続きできるの?
パスポートの有効期間が1年未満となったら申請できます。
ただし、パスポートの残存有効期間が1年以上ある場合、赴任や留学などで長期滞在するときには各パスポートセンターに相談してください。
申請に必要な書類は?
必要な書類は、現在も有効期限の残っているパスポートを持っている方と、
期限切れのパスポートや紛失による新たなパスポート申請をする方で若干異なります。
有効なパスポートを持っている方
1.一般旅券発給申請書:1通
- 新規発給申請書は10年用と5年用で異なります。
10年用 A4の大きさで、申請書上縁部が朱色
5年用 A4の大きさで、申請書上縁部が淡灰色
2.パスポート用の写真:1枚
詳しくは下記「パスポート写真の規格と見本」をご覧下さい。
3.有効なパスポート:1点
このパスポートは無効(VOID)印を押印した上で、新しいパスポートをお渡しするときにお返しいたします。
返納されたパスポートの残存有効期間は切り捨てになり、旅券番号も変わります。
4.特別な場合に必要となる書類(それぞれ該当する方のみご用意ください。)
「戸籍謄(抄)本」(申請日前6か月以内に発行されたもの)
- 氏名や本籍の都道府県名に変更があった場合
- パスポートを細かく裁断した場合やパスポートの身分事項や写真などが判別できないほどの損傷の場合
「住民票の写し」(申請日前6か月以内に発行されたもの)※コピーではなく交付された原本を提出してください。
- 他の道府県に住民登録している方が東京都で居所申請する場合
「居所での申請」のページを ご覧下さい。
パスポート更新にかかる費用は?
パスポート更新にかかる費用は、新規に発行する時の手数料と同じです。
また、有効期間が異なればかかる費用も変わってきます。
それぞれの費用は以下の通りです
パスポート申請の種類 | 東京都 手数料 |
収入印紙 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
新規発給申請 (切替新規申請) (訂正新規申請) |
10年間有効 | 2,000円 | 14,000円 | 16,000円 |
5年間有効 (12歳以上) |
2,000円 | 9,000円 | 11,000円 | |
5年間有効 (12歳未満) |
2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | |
記載事項変更申請 | 2,000円 | 4,000円 | 6,000円 | |
査証欄増補申請 | 500円 | 2,000円 | 2,500円 |
(2018年6月現在)
支払いはそれぞれの申請パスポートセンターに併設されている収入印紙・手数料取扱窓口で支払います。
なお支払いは現金のみの支払いになります。
今回は、パスポートの更新について書いてまいりました。
旅行に行く前に、しっかり残りの有効期限を確認して、余裕を持って更新手続きをするようにしましょう!
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